婚姻届のアパート名を記入例で分かりやすく解説!
ここでは、婚姻届に住所を書く時に、疑問が出やすいアパート名の書き方を記入例を示しながら、お伝えします。
婚姻届のアパート名の記入例~市区町村役場ごとに違う書き方~
住所欄に、アパート名まで記入するのかどうかがポイントになりますが、実はこれは、それぞれの市区町村役場によって違いがあります。
アパート名までを住所に含めるとしている市区町村役場の行政区域に、あなたが住所地をおいているなら、婚姻届の住所欄にもアパート名を含ませて記入。
逆に、あなたの住所地の市区町村役場が、アパート名を住所に含めないとしているならアパート名を含めず住所欄に記入することになります。
それでは、アパート名の記入例を見てみましょう。
婚姻届 アパート名を含む記入例
婚姻届 アパート名を含まない記入例
このように、市区町村役場によって、アパート名までを住所に含んでいる場合であったり、アパート名を方書として住所に含まない場合もあるので、それぞれに記入方法が異なるのです。
アパート名を、含む含まないで書き方に注意する必要があるというわけです。
※あなたの住所地の市区町村が、住所にアパート名を含んでいるのかどうかを知る方法は、下記の記事でお伝えしています。
上記を参考にして婚姻届の住所欄を記入しましょう。
なお、住所欄の書き方は、決まったルールがあるわけではありません。
住所がしっかり判別できるなら、番、番地、号の表記にしばられることなく記入しても大丈夫。
上記の記入例のように、住所欄が小さすぎて枠からはみ出てしまう場合もあるでしょう。
でも、多少はみ出る状態なら、全然問題ありません。
住民票どおりに記入すれば間違いがない ~アパート名を含むのかを知る方法~
アパート名を住所地に含めているかどうかを確認する方法として、ご自身の住民票を取ってみるという方法があります。
住民票にアパート名まで書かれてあれば記入し、書かれてなければ記入しない。
要するに、住民票に書かれている住所どおりに、婚姻届の住所欄に書くと良いのです。
住民票の発行手数料に300円程度かかりますが、一番確実な方法といえるでしょう。
手数料をかけずに正式な住所を知る方法 ~アパート名を含むのかを知る方法~
「住民票を取るのに費用がかかるので、そこまでしたくない」
という人のために、別の確認方法を2つあげておきますね。
直接、市区町村役場に聞く
電話で個人の情報を一切教えてくれない市役所でも、対象の住所にアパート名まで含むのかどうかぐらいは、電話で教えてくれます。
また、住所にアパート名を含む、含まないは、そこの市区町村役場が管轄する、すべての区域で統一されていることがほとんどです。
一緒の市区町村内で、「この区域は住所にアパート名を含む」、「あちらの区域では住所にアパート名を含まない」ということは、あまり無いということです。
ついでに、部屋番号などの住所の表記の書き方も合わせて聞いておくと、良いかもしれませんね。
通知カードやマイナンバーカードを確認
通知カードやマイナンバーカードには、お住まいの市区町村の住民票データが、そのまま反映されているため、通知カードやマイナンバーカードを確認すれば、アパート名を含むのかどうかや、アパート番号の記入方法は、一目瞭然です。
通知カードやマイナンバーカードに書かれている住所をそのまま婚姻届の住所欄に記入すれば良いでしょう。
ところで、「運転免許証や会社発行の健康保険証も住所がのっているので、それを参考にしてみればどうか」という人もおられるかもしれません。
でも、住所の「番地」「番」や「号」が省略されて書いてあったり、発行機関の運用によって 正確な表記がされていない可能性もあります。
市区町村役場が発行した証明でないため、一概に正しい住所表記とは言い切れないのです。
なお、市区町村役場が発行する国民健康保険証(自営業の人などの保険証)は、住民票データがそのまま表記されている正確なものなので、参考にしてみても良いでしょう。
アパートに住んでいる人の婚姻届住所欄の記入例~別パターン~
この記事の始めにアパートに住所を置いている人の婚姻届の住所欄の記入例を挙げていますが、別のパターンの記入例も載せておきますので、参考にしてくださいね。
住所にアパートを含む記入例
【婚姻届記入例1】
【婚姻届記入例2】
住所にアパートを含まない記入例
【婚姻届記入例1】
【婚姻届記入例2】